DIYは安く済む!と言いますが、一番は補修なんです。
もちろんほかでも材料の品質を下げることでコストカットは可能です。
職人さんだと、品質を保ち、保障できる仕事をするため
材料品質を一定レベル以下にすることはあまりないこだと思います。
DIYでも品質を下げずにコストカットする方法は
①必要な箇所を見極める力、
②商品知識
③正しい施工知識
④アイディア力(想像力・妄想力・空間認識能力…etc)
⑤応用力
品質を落とさない方法で、
たとえば今回はバス栓のくさり付き。
これは経年で不具合を起こす箇所は様々です。
・チェーンの一番上に来るところのダブルリングが
金属疲労を起こして折れる
・チェーンの途中で切れる
・ゴム栓についているダブルリングが折れる
・ボールチェーンとWリングを繋ぐカップリングが割れる
・ゴム栓が割れてくる、摩耗して栓ができなくなる、ゴムの劣化で浴槽に黒ずみが付いてしまう
・ステンレスとはいえサビる
などなど、この小さなパーツの中でもいろんな不具合があるのです。
一般的には
・ダブルリング(上部)
・チェーン
・カップリング
・ダブルリング(下部)
・ゴム栓
がセットになっているものを購入することが多いのではないでしょうか。
*浴槽に付いているバス用ヒートンもあります。
元のゴム栓を持ってホームセンター店頭に行くと
テスターがあり、はめこむことで互換性のあるものが見つかります。
ただ、ゴムは摩耗して小さくなっている場合もあるので、
店頭のテスターではぴったりだと思っても、
付けてみると合わないこともありますので注意が必要です。
しかし水回り品は衛生上返品交換がきかなかったりするので、
念のために浴槽の排水口のサイズも
きっちり測っていくことをおすすめします。
まだゴム栓は使えるけど金属がだめになったり
逆に金属の一部がダメになったなどがあるので、
パーツでそれぞれを購入することもできます。
カップリング ¥35
Wリング ¥40
ボールチェーン¥32
ゴム栓¥319
ゴム栓はつば付きのタイプだと水圧でも栓がされるため、
よりしっかり栓ができます。
*金額はインターネットで検索した定価(税抜)
知っていれば数十円だけで済む場合もありますね。
これがDIYだと安くなる所以なのです。
何かが壊れた時、よく観察し、
お店でもじっくりパーツを見てみてくださいね。