セレクトプログラムも いよいよ終盤 4日目
本日のプログラムは
上記項目の左官作業です
同じようなぬりかべ材ですがどのような違いがあるのでしょう
【原料】
消石灰(石灰石を焼き、水・のり・繊維を加えたもの)
【特徴】
自硬性が有り 空気中の二酸化炭素に反応して固まる
【メリット】
調湿・消臭・耐火・耐久性に優れ、ホルムアルデヒド分解可 又 耐久性が有るため外壁にも用いることができる
【漆喰まとめ】
石灰石や貝殻を粉状にしたものが主な原料
石灰石 + スサ(つなぎ材)+ 海藻のり=漆喰
【原料】
海中の海藻(植物性プランクトン)が化石になって積み重なって固くなった土
【特徴】
珪藻土には非常に細かい穴が無数に開いていることで色々なメリット効果をもたらすことができる
椎積岩で100%自然素材
外壁には使用できない
【メリット】
調湿・消臭・耐火・耐久性に優れ、ホルムアルデヒド分解可
【珪藻土まとめ】
珪藻土は海などで長きに渡り、堆積した植物プランクトンの死骸できた土のようなものが主な原料
『ケイ素(珪藻) + 固化剤=珪藻土』
【漆喰との違い】
自ら固まる性質を持っていないため(自硬性無い)壁材として使用する際には固化剤を混ぜて施工する
【共通点】
①自然のものを主原料とした素材
②耐火性能
③ホルムアルデヒドの抑制
等々…それぞれの特徴や性質を生かし 塗る場所を決めていくのがいいですね
以上の説明を受け、道具類・材料・養生を準備していきます
練習用の石膏ボードに塗っていくわけですが
本日は*「漆喰塗って剥がせるシート」なる新商品を使用して施工していきます
余談になりますが…
*クラディ石井麻紀子とハウスメイト伊部尚子さんの提案から生まれた、「漆喰を塗って剥がせるシート」が9/1日本プラスターさんから発売されました!(最初に要望を出してから2年半!とうとう発売となりました!)
賃貸物件では漆喰は無理…
他の物件と差別化を図り 物件価値を上げたいけど漆喰は現状回復できないし無理…
とあきらめていた大家さんにとっても朗報ですよね!
【適用下地】👇
にこのシートを貼り その上から漆喰施工ができるのです!
【不適用下地】
今回の授業ではこちらをを使って
シート貼り→漆喰施工→剥がす
一連の流れを試していただきました
「現状回復が必要な壁に漆喰が塗れる!」
👇
さすが ガラス職人さんだけあって手さばきがとてもお上手でした
数時間後 実際に剥がしてみました(漆喰が塗られているのでやや重い)
きれいに剥がせ 受講者さんも驚いておられました
これなら気軽にお部屋の内装模様替えが楽しめそうですね
是非 普段の生活に取り入れていただけたらと思います
本日もお疲れさまでした!
編集後記
剥がし終わった石膏ボードの画像を取り忘れました!
後日…こちらの画像もUPします…
塗り壁 と聞くと大変な作業と思いがちですが
最近では練りこみ済みの商品も数多く出回っております
当DIY学校でもそれらの商品を使用しながら身近に漆喰・珪藻土塗りを体験していただき
指導・普及につとめてまいる所存です
塗ってみた~い!という方
是非 体験に来てみてください
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